風来工房

いつか突然旅立つつもりの社会人が、どこまで出っ来るかな? はてさてumm....

バレンタインデーの頃の出来事

10年位前のバレンタインデーの頃。
残業を終えてアパートに着いた時、ドアノブにスーパーの袋が掛かっていた。

まず思ったのが、新聞屋からの景品かな?だった。
しかし、ドアに掛かった袋の結び目を解きながら袋を見ると、箱と一緒に薄っすらと手書きの文字が見えた。
「えっ!? 何、なに、ナニ!?」(ニヤ笑)
「えっ!? これってもしかして…アレ?」(ニヤニヤ笑)
「えっ!? でも、ここを知っている人って…誰?」(ニヤニヤニヤ笑)
当時は、私の部屋に知人を招いた事は無く、ましてや知り合いに女性は居ないので、考えられるとしたら生命保険のおばちゃんかな?と思った。
しかし、わざわざ来るとも思えなかったし…。


そんな事を考えながらドアノブから袋を外し、中を見て見ると…





それは隣人からの挨拶だった……。
今まで隣が空き部屋だったのだが入居したようである。
「あ~、………隣、入居したんだ……」
箱はフェイスタオルだった……。


今時、挨拶してくるのも珍しいな。と思いつつ、後日、朝の出勤時に会ってこちらからも挨拶を交わした。


何だか、恋の妄想癖は何十年経っても変わらんもんだなぁ。
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