鬼畜(小説)
鬼畜(映画) - 風来工房←あれから「鬼畜」(松本清張著)の短編集を借りて読んだ。
短編とはいえ、映画では語られなかった主人公、竹中宗吉について。
そして、あの小さな印刷屋を持つまでの経緯が書かれていた。
主人公は、印刷会社を転々として働き、腕のいい職人であった。
当時は、調理人の様に、色々な印刷会社に弟子入りして腕を磨き、住み込みの会社で職場恋愛して結婚。独立して印刷屋を構え、仕事は順風満帆に運んだ。
そんな時に愛人を作ったわけだ。
その間、8年間も妻を騙し、子供を3人も作った。
しかし、そんな生活も長くは続かず、火事で会社が焼けて、あの、小さな印刷屋と機械で生活をやり直している所から、映画は始まったのだ。
最初に映画を見た時、一時の過ちでずるずると関係を続けていたのかと思っていたが、
根っからの鬼畜だったのだ。
ストーリーはそのままだが、小説では、子供が持っていた石板用の石の欠片から捜査が始まった所で終わっている。
ここからラストで感動に持って行った映画は、原作を超えたと思った。
もちろん小説もいい。
よかったら観てみて! by.けんた食堂