風来工房

いつか突然旅立つつもりの社会人が、どこまで出っ来るかな? はてさてumm....

命を削る

20年位前、テレビ東京の番組で「愛の貧乏脱出大作戦」という、閉店間近の亭主が達人の店で修行するという番組をやっていました。


その時、ある餃子屋の達人が修行時に「(教える)人の時間使うちゅうことは、(その人の)命使っているという事だぞ!」とダメ亭主に言っていた。
つまり、他人の命を削っているんだから真剣に修行しろ!という事だと思う。
考えてみれば、これは全ての人間(正確には生物全般)に言えると思う。
達人すごいです。


例えば、会社で仕事を教えている時、その時間も寿命が減っているわけだ。
もちろん、双方減っているわけだけど、教わる方は自分の為。教える方はその相手の為に(会社の為とも言えるけど)寿命を使っているという事です。


仕事上だけでなく、嫌な相手と会っている時とか、嫌な事をしているその時間も寿命はどんどん減っている。今この文章を読んでいる時間さえも、あなたの寿命は私の為に削られているのですね。


だから、人生無駄の時間を使わず悔いの無い様、精一杯生きるべきだ!と思う。………





などと言う気は全然ありません。


例えは、もし余命数ヶ月の人がそれ(余命)を知った時、嘆き悲しみ悲観すると思う。
そんな時「泣いている場合か!そんな事より残りの人生やるべき事があるはずだろ!」
などと誰が言えますか?
気の済むまで悲しんでいいんじゃないか?


つまり、寿命はどんどん減っているけど、人生、無駄の時間が多いという事。
悔いがなければ、無駄が多くてもいいんじゃないかな?
無駄な時間を減らす事考えたらこのブログも読んでもらえなくなるだろうし……。


※最初の達人の言葉と論点がズレているかもしれませんが、達人の言葉から色々連想しての意見です。
 達人の言葉は素晴らしいと思います。

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