風来工房

いつか突然旅立つつもりの社会人が、どこまで出っ来るかな? はてさてumm....

「放浪」という罪

数年前の本にあった記事ですが、あるアメリカの大学生に、
犯罪らしくない犯罪は?というアンケートを取った所「放浪」という答えが多かったそうです。


それを読んだ時、分かってはいたけど、やっぱりそうか…という気分になった。
例えば、長年いつもの手順で仕事をして来て、新入社員が入った時に
「これ、いいんですか?」と、指摘されて「ずーっとそうだからいいんだよ」と答えたものの、心の中ではやっぱりまずいよなぁと考えてしまう様な、そんな気持ち。


学生が夏休みとか休学して、色々な場所を放浪する経験は、後の社会人になる為の勉強になるし、すごく良い事だと思う。
20代であれば「若い内だよ」と周りも応援してくれると思う。


しかし、30代以降になって来ると世間の見方が変わって来る。
「へぇー旅ですか? すごいですねー。…で、お仕事は?」
自由業か旅を仕事にしている人以外で長期旅行者なんて無職でしょ!


ホームレスとどう違うのか? と訊かれても「いや…毎日髭剃ってるし…」
そんなもんです。


「いや、待て! その為に今まで苦労して働いて金貯めたんだ。それが自由になる為に放浪したら犯罪者か?」


まず、長期海外旅行者は籍を抜いて行く為、何処の国にも税金を払いません。
逆に恩恵を受ける事もありませんが、他人の為に対する生産性が無いとなります。
そう考えると犯罪と思われてもしょうがないか。

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