風来工房

いつか突然旅立つつもりの社会人が、どこまで出っ来るかな? はてさてumm....

自己責任

旅人が辛い目に遭っても、旅が終わって話すときには
「辛い事もあったけど、良い事もいっぱいあった!」
という話しがほとんど。


でも、旅の途中で話すと、
「こんな辛い事があってさぁー。しかも、39℃の熱まで出て本当に死ぬかと思ったよ。」
そう聞くと「ふ~ん、大変だったねぇ。でもさー、自分で決めた旅でしょう そんなの分かってたろうし、死ななかっただけでも良かったんじゃない。」
という、もっともな反応がある。(例え話)
同情どころか、自己責任で「愚痴ってんじゃねーよ!」とでもいう様な。
確かにその通りだと思う。


でも、それって人生全般に言えると思う。
仕事の事で愚痴を言えば「自分で決めた仕事だろ? 嫌ならとっとと辞めればいいじゃないか! 辞めないのなら、何とかするべきだし、それでもダメなら、もう辞めた方がいいな。」


病気や怪我以外はほとんど自己責任なのだから、「愚痴を言うのはおかしい」というわけです。病気だってヘビースモーカーが癌になれば、「なると分かっていて吸っていたんだからしょうがないね。なって当たり前で同情の余地無し。」


でも、時が過ぎてしまえば、
「良い事もいっぱいあったんだ」で終わるのかもしれない。

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