よく、旅で人生を変えるとか自分探しとか言いますが、私に限って言えば、それは全くありませんでした。

今まで江戸川区～富士山登頂。埼玉県～北海道宗谷岬（最北端）。日本橋～ほぼ日本一周（北海道～沖縄）を全て自転車で走って来ました。

富士山山頂

最南端　　　　　　　　　　最北端

帰宅後、周りに話した反応は「ふ～ん、そうなんだ～。」……まぁ～そんなもんです。
富士山登頂なんて、道間違えてしまい８合目位で蟻地獄の様に滑り落ちるの繰り返しでした。今では絶対出来ない（世界遺産になったし）ので、いい思い出です。
北海道では豪雨の中を走ったり、九州では小雨の中、真っ暗闇で恐怖を感じながら走ったりしましたが……「へ～、それで？」
世間はこんなに反応が薄いのか？と思った次第です。

私「〇〇駅はどっちですか？」
「この道を真っ直ぐ行って……、えっ！自転車で行くんですか？」
私「そんなに距離がありますか？」
世間では自転車で長距離を走るよりも、15分位の距離に驚くようです。

自分を変えるとか、そんな事を旅に求める事自体が野暮なのだ。と石田ゆうすけ氏（自転車で世界一周者）も言っておりました。